
URL: https://kenko-conso.riken.jp/fy2020sympo/
高齢者がアクティブで自立した生活を送るために
◆◆健康脆弱化予知予防コンソーシアム◆◆
◆◆2020年度第3回講演会◆◆
【日時】2020年10月22日(木)
13:30~15:30
【場所】Webexによるオンライン講演会
【プログラム】
①「コロナ禍:認知機能低下の予防を継続する」
②「高齢者の外出自粛による認知症リスク低減に向けた在宅で利用可能な認知行動支援技術の開発」
◆◆健康脆弱化予知予防コンソーシアム◆◆
◆◆2020年度第2回講演会◆◆
【日時】2020年8月27日(木)
13:30~15:30
【場所】Webexによるオンライン講演会
【プログラム】
①「フレイルを先送りする社会システムの開発」
②「健康脆弱化予知予防への挑戦 :健康設計コンシェルジュを目指して」
新型コロナウィルス感染拡大防止の政府要請に基づき、本シンポジウムの開催を延期致します。
URL: https://www.sec-informations.net/consortium2020/
◆◆健康脆弱化予知予防コンソーシアム◆◆
◆◆2019年度第2回講演会◆◆
【日時】2019年11月29日(金)
13:30~16:00(13:15より受付開始)
【場所】早稲田大学 日本橋キャンパス ホール
東京都中央区日本橋1-4-1
日本橋一丁目三井ビルディング5階(COREDO日本橋)
【プログラム】
①「長寿社会のまちづくり」
②「多様な世代が生き生きと暮らし続けられる住まい・まちづくり」
③「健康無関心層へのアプローチ:行動経済学・ナッジを応用して」
◆◆健康脆弱化予知予防コンソーシアム◆◆
◆◆2019年度第1回講演会◆◆
【日時】2019年8月21日(水)
13:30~16:00(13:15より受付開始)
【場所】早稲田大学 日本橋キャンパス ホール
東京都中央区日本橋1-4-1
日本橋一丁目三井ビルディング5階(COREDO日本橋)
【プログラム】
①「データヘルス改革等について」
②「弘前と神戸からみるデータヘルスの現状と可能性」
③「市民PHRデータを用いた健康脆弱化予知予防への挑戦」
理研よこはまサイエンスカフェ
5/11「ビッグデータで健康の未来を予測する!-寿命から健康の本質を考えよう-」
詳細は以下のURLよりご覧ください。
【活動報告】「ビッグデータで健康の未来を予測する!-寿命から健康の本質を考えよう-」
5/28-29 LS-BT講演会
産総研が取り組むバイオ新技術~医療・健康産業支援を目指して~
詳細は以下のURLをご覧ください。
https://unit.aist.go.jp/lsbt/rp-lsbt/ls-bt/index.html
伊藤園では、5つの製品開発コンセプトである「自然」、「健康」、「安全」、「良いデザイン」、「おいしい」をベースとして、お客様のニーズに即した商品企画・開発を行っています。この製品開発コンセプトのもと、中央研究所では「健康、おいしさ」の領域を中心に研究に取り組んでいます。最終的には特定保健用食品や機能性表示食品によってお客様に還元することを目標としています。
健康領域に関しては、特に近年の重要な課題である高齢者の健康問題に取り組んでおり、現在は認知機能に関する研究を進めております。緑茶にはテアニン、カテキン等の生理活性を持つ物質が含まれています。これら成分が認知機能に対してどのような作用を及ぼすのか、また生活の質がどのように改善していくのか検証していくことが現在の課題です。
緑茶をよく飲む人の認知障害が少ないことが複数の疫学調査で報告されています。我々はこの結果を基に緑茶の認知機能改善に関する研究を進めてまいりました。高齢者を対象に実施した介入試験では、改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)や精神状態短時間検査(MMSE)得点の改善が認められ、緑茶抹を継続的に摂取することで認知機能が改善する可能性が示されました。今後は作用部位の特定や作用機序の解明を行い、緑茶の認知機能改善効果をPRしていきたいと考えております。
さらに直近では日本の伝統食材である「抹茶」を世界へPRすべく、抹茶を使った研究も進めております。2020年の東京オリンピックを控え、「抹茶」を世界へ発信したいと考えております。
目に見える老化は分かりやすいものの、認知機能など目に見えないところで起こる変化は自分自身では捉えにくいものです。しかし、コンソーシアムで紹介されている「脳活バランサーCogEvo」、「あたまの健康チェック」等のツールを活用し脆弱化を予知し、さらには食品による改善を目指していきたいと考えております。日本の伝統文化とも言える喫茶を通じて、「誰もが健康で生き生きと活躍できる社会」に貢献できるよう、努めて参ります。
株式会社伊藤園 中央研究所 馬場吉武